日本人に最も多い大腸がんは、早期発見なら根治が期待できますが、初期は自覚症状が乏しいため定期的な内視鏡検査が重要です。血便や便の細さなどの変化に注意し、40代以降や血縁者に患者がいる場合は特に意識しましょう。生活習慣の改善に加え、発酵食品の摂取も予防に効果的とされています。
かつての日本の三大がんといえば?
かつては「胃がん・肺がん・大腸がん」が日本人の三大がんと呼ばれてきました。しかし、食生活やライフスタイルの変化に伴い、現在は大腸がんが部位別死亡者数で女性1位、男性2位(全体で1位)となるなど、日本人に最も多いがんとなっています。
大腸がんが増えてきた理由
主な要因は、喫煙・飲酒・運動不足といった生活習慣(環境因子)の変化です。また、高齢化に伴い患者数が増加する一方で、最近では20〜30代の若年層での発症も目立っています。女性の死亡者数が多い背景には、家事や仕事の忙しさ、検査への心理的な抵抗感から、検診が遅れがちな点も指摘されています。
食生活で気をつけたいこと
大腸がんリスクを下げるためには、発酵食品を積極的に摂ることが推奨されます。
- おすすめの食品: ヨーグルトやチーズ類などの乳製品。
- 腸内環境の改善: 乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌などが含まれる整腸剤の活用も、腸内細菌のバランスを整えるのに有効です。
まとめ
大腸がんは早期発見(ステージ0〜I)できれば根治が期待できる病気です。
- サインを見逃さない: 血便、便の細さ、繰り返す下痢やお腹の張りに注意。
- 定期的な検査: 症状がなくても、40代以降は定期的な内視鏡検査を受けましょう。
- 検査間隔の目安: ポリープがなければ5年、切除歴があれば2〜3年。オリンピックの周期のように定期化することが大切です。


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