「世界睡眠デー」を機に、専門家が睡眠習慣の改善を呼びかけています。現在、日本人の約4割が睡眠不足にあり、改善策として「寝だめ」を避けることや、寝酒・喫煙・就寝直前のスマホ使用など6つの悪習慣の見直しが推奨されています。また、医療機関の診療科名に「睡眠障害」が加わる見通しで、早期治療へのアクセス向上も期待されています。
週末に「寝だめ」をするのはなぜダメなのか?
休日にまとめて寝ることは、体内時計を狂わせ「社会的時差ぼけ(ソーシャル・ジェットラグ)」を引き起こす原因となります。これにより、慢性的な睡眠不足に拍車がかかるだけでなく、肥満や糖尿病、うつ病などの健康リスクを高めてしまうため、平日の睡眠不足を週末で補おうとする習慣は避けるべきです。
睡眠障害かな?と思ったら受診しよう
厚生労働省の部会により、診療科名に「睡眠障害」を加えることが了承されました。これにより、今後は専門外来を見つけやすくなり、早期治療へのアクセス向上が期待されています。睡眠時間を確保しても熟睡感を得られない場合は、放置せず医療機関に相談することが推奨されます。
快眠のために気をつけたいこと
質の高い睡眠のためには、生活習慣の点検が不可欠です。寝酒や喫煙、夕方以降のカフェイン摂取を控え、寝る前の食事やスマホ操作も避けましょう。特にスマホは、ブルーライトだけでなく情報の刺激で脳が興奮してしまうため、就寝前はできるだけ手放すことが快眠への近道です。
厚生労働省が挙げる特に見直してほしいという6つの習慣は以下のとおりです。
・酒をたくさん飲む。寝酒をする。
・たばこを吸う。(加熱式のものも含む)。
・夕方以降にカフェイン飲料摂取する。(コーヒー、エナジードリンクや紅茶などにもカフェインは含まれている)
・不規則な食生活。
・寝る前に食事や家事、仕事、勉強をする。
・就寝直前にスマートフォンなどの電子機器を使う。
日本人の約4割が睡眠不足とされる中、週末の「寝だめ」は体内時計を狂わせ健康リスクを高めるため注意が必要です。質の高い睡眠には、寝酒や就寝直前のスマホ、カフェイン摂取など6つの悪習慣を見直すことが不可欠です。今後は診療科に「睡眠障害」が加わる見通しで、熟睡感がない場合は早期の受診が推奨されます。


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